『 Go Tennis 』をみて、川上中学校の新田先生よりメールをいただきました。
新田先生の許可を得て、『 Go Tennis 』宛てにいただきましたメールを原文のまま紹介させていただきます。
東濃地区の中学生・関係者の方々が川上中学校の強さの秘密を感じとって頂ければと思います。
はじめまして。川上中学校ソフトテニス部顧問の新田と言います。
本日、初めてこのHPを訪れました。
親しくさせていただいている愛知県青海中:アウトロー様の名前もあってびっくりいたしました。
東濃地区の成績をはじめとして、全国大会までの道のりや細かな情報が満載しているこの
ようなすばらしいHPが開設されたことを、非常にありがたく思っております。関係者の皆様、
これからもよろしくお願いいたします。
ところで、「中体連関係主催の試合」のところで間違いを発見しました。
県大会で「団体ベスト4・個人ベスト8」が東海大会に出場です。
「団体ベスト3」というのは、東濃から県大会への出場枠です。
それにしても、上位の大会がどのようにつながっているのか。また、いつ頃あるのかという情報がまったく知られていないことに疑問を感じています。
関係者の方や一部の先生だけが知っていて、当然知らない先生のいる学校では生徒に伝わるはずもありません。その違いは明らかです。
2年生の新人戦に向けて3年生が引退してからスタートする学校も多くありますが、それではまったく遅すぎるのです。
1年生の入学してからが勝負です。ここの部分を共通にしておかないと、せっかくの力も出し切れないまま、東濃地区どまりで終わってしまう選手がきっといるはずです。
川上中学校では、すべての大会がどこでどのようにつながっているのか。ベストどれだけで出場できるのか、いやいや推薦による出場のシステムなのか、どの大会でどのような人々が決定に携わっているのか、全部員に明確に説明します。ドロー表の作り方も説明しますし、実際の対戦表をみて「作成者の意図」まで伝えます。
そうすることで、3年生が引退してからがんばればいい・・・という思いをなくさせたいのです。ジュニア経験者は誰一人としていませんので、そんな中で勝つためには、そこまでしなければ、同じ土俵にあがることはできません。
実際、ソフトテニスを経験したことのない私ですが、そんな私が顧問をしている川上中学校が、ここ2年ぐらい東濃地区で上位の方に顔を出させてもらっている理由は、大部分がこの情報量の差にあります。
スポーツテストでA判定をとる生徒は3年前に1人で、B判定も数えるほどです。「野球部に入りそうな子たちが、学校が小さすぎて自動的にテニス部にしか入れないから強いはずだとあちこちで言われているみたいですが、それは95%間違いです。
情報をうまく与えながら、1年生からどんどんチャンスを与えること、練習試合をどんどんアウェーでおこなうことが大切だと思っています。
同時に恵北地区には、上位大会への出場選考方法までしっかりプリントで伝えています。どんどんこの手の情報が広まってほしいですし、顧問の先生方にも知っておいてほしいからです。
いろいろ書きましたが、このHPが一人でも多くの子に目標ややる気を与えるきっかけになることを祈っています。やはり、目標を持って努力する生徒の目は美しいのです。
そんな生徒が一人でも多く増えて、東濃地区から県・東海・全国へ羽ばたく選手が一人でも多く育つことを願っております。
失礼いたします。
川上中学校新田先生有難うございました。
次回特集をお楽しみに?
Go Tennis特集についてのご感想・ご要望等をお待ちしております。
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